塩見常盤堂について

ごあいさつ

私ども塩見常盤堂のせんべい作りが目指すものは、お客様に購入していただくことが全てではありません。人の輪を広げ、人と人の結びつきを強める、そんなせんべい作りを私どもは目指しております。

御自宅用に購入された方は、その美味しさに満足していただき、いつか贈り物として選んでいただく。贈り物、進物として購入された方は、大切な人に「美味しかった」と喜ばれることで満足していただく。贈られた方は、その美味しさを誰かと分け合いたいと、いつか贈り物として選んでいただく。「買ってよかった、贈ってよかった、贈られてよかった」と皆様が満足して、その輪が広がっていく。そんなせんべいを作りたいと考えています。

そのために弊店、塩見常盤堂は安心、安全、満足なせんべい作りを目指し、ひとつひとつまごころを込めて、先々代からの伝統の味、老舗の味を守り、品質管理、衛生管理に細心の注意を払い最善を尽くしています。
そして「笹の葉せんべい」が人と人を結ぶ力となり、一人でも多くの人に喜び満足していただけるよう、これからも日々努力精進していきたいと思います。


旧容器(昭和30〜40年頃使用)

塩見常盤堂の歴史

1925年(大正13年)弊店の初代が当地で小さな餅菓子店を開きました。その当時、「笹の葉せんべい」は一般的な家庭のこどものおやつでした。
第二次大戦中、そして戦後の材料不足のなかも細々と作りつづけて参りました。そして世情の安定とともに多くの人々にかざらぬ素朴な風味が西大寺名物として次第に好評いただくようになり、以来80年余年、進物に手みやげにお茶うけにと、ご愛顧いただいています。現在は3代目が弊店の伝統の味、老舗の味を失わないよう日々精進、努力し、後世に残し伝承していきたいと思っています。


旧店舗